コラム

自社でECサイトを展開したい場合には、大きく分けて「楽天やAmazon、ヤフーショッピングなどのモールに出品する」「自社でECサイトを構築する」の2種類のパターンがあります。ショッピングモールに出店するのは手軽ですが、他のサイトと差別化をはかるのが難しくせっかく作ったサイトも数多くのショッピングサイトに埋もれてしまうという欠点もあります。

実際に「楽天に出品したはいいけれど、その後サイトを宣伝する費用がものすごくかかってプロモーション費用を考えると全然安くなかった・・・」「Amazonは店舗の独自性が出しにくいので結局価格勝負になって運営がつらい・・・」「ヤフーショッピングは無料出店ができるようになって店舗が激増して、ショップを開いてもぜんぜんお客さんが来てくれない・・・」といった話をよく聞きます。

この記事では、自社のショッピングサイトの独自性を全面に出せる独自のECのサイト構築で定番のプラットフォームを3つご紹介します。

 

ブログとして定評のあるWordPressでショッピングサイトも作れます!

WordPressといえば、ブログシステムの代名詞的存在ですがプラグインを追加すればECサイトになってしまうことをご存知でしたか?プラグインとは、WordPressの機能を拡張する便利なプログラムのセットのようなものでダッシュボードのプラグイン新規追加のページから「Welcart」を検索してワンクリックでインストールすることができます。

機能としても、標準的な機能の他にも便利な下記メニューなどが用意されておりとても無料とは思えない充実ぶりです。

http://www.welcart.com/

image

■商品点数は無制限
■SKUごとの在庫管理可能
■数量割引可(業務パック割引)
■既存商品のコピー追加
■発送方法、送料を商品ごとに設定可
■支払方法を自由に設定可
■決済モジュールによるクレジット決済に対応
■商品ごとにレートを変える事ができるポイント制の導入可
■購入履歴参照

 

EC-CUBEは国産のECプラットフォームとして日本語も充実

EC-CUBEは、なんと言っても国産のECプラットフォームなので、日本語の情報が充実しているのが嬉しいですね。WordPressと違って最初からECサイト用に作られていますので、インストールさえしてしまえば直ちに下記の機能が使えてしまいます。

http://www.ec-cube.net/

image1

■商品一覧ページ
■商品サムネイル表示
■お気に入り登録
■ダウンロード商品
■決済方法選択
■ポイント購入
■メルマガ登録/変更
■オススメ商品表示
■お問い合わせフォーム
■モバイル
■スマートフォン

 

海外で定番のZen Cart

最後に海外で定番になっているプラットフォームZen Cartをご紹介しておきましょう。日本語にも対応していますので、海外製とはいえそれほど敷居が高いというわけではありません。

http://zen-cart.jp/

image2

定番の機能の他に、下記のような便利な機能がすぐに使えます。

■顧客別の売上ランキング
■顧客紹介の状況
■在庫数の少ない商品ランキング
■商品の販売数ランキング
■商品の閲覧回数ランキング
■クーポン券の管理
■割引顧客グループの管理

 

いかがでしたか?これらのプラットフォームは基本的に無料で使うことができます。しかも楽天、Amazon、ヤフーショッピングなどと違って、完全にオリジナルのサイトを構築することが可能です。ショッピングモールのうるさい規約などにしばられることなく自由にサイトプロモーションを行うことができますので、独自の集客方法などでサイトの差別化をはかることが可能です。

もちろんカスタマイズなどには知識や経験が必要ですが、今回ご紹介したプラットフォームは日本でもかなり実績のあるものばかりなので、信頼できる外注先を探すこともむずかしくありません。

もちろん株式会社ダブルアップでも、プラットフォームをベースにしたECシステムのインストールから、ご要望に合わせた独自カスタマイズまで可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。弊社はECサイト以外にも開発実績がございます。こちらから実績などご確認できます。